チェルフィッチュ『三月の5日間』

2011/12/18 11:33
チェルフィッチュの『三月の5日間』をみてきた。2002年の3月、イラク戦争が始まったときの渋谷の人々のタルい5日間の話。あるお互い名前も知らないカップルは5日間をラブホで過ごしつつ、「5日間こうして過ごして、出てみたら戦争終わってるかもしれないんだよね。ラブホにいる間に戦争が始まって終わってたってすごくない?」って言ったりする。すごいなあ。当時私は中学生で、イラクの戦争は遠いっちゃ遠い戦争だったけど、遠かろうと何だろうと真面目に受け取るよう学校から促されていたような。国語の先生の「ブッシュは民主的な国に変えるための戦争だ、と言いましたね 苦笑」という言葉が忘れられない。

ダンスだと思って行ったら演劇だったのけど(そういう勘違い多い。またかって思った)、十二分に楽しめた、というか、演劇あまり見たことないけどとても面白かった。もっとも、言葉だけじゃなく仕草や話し方や間の取り方で示されるキャラクターの特徴とか、人間関係とかはかなりダンスにも通じるところがあった。

俳優は7人いて、5日間の出来事について、過去のこととして回顧しながら話したり、誰かから聞いた話として観客に話しかけたり、果ては役者同士の役がすり替わった状態で話したりして、だんだん誰がどの役だったかも曖昧になりながら出来事が語られていく。その中でキャラクターのイメージができたり壊されたりしていくのはなんか変な感じだった。いかに人が風貌とか服装とか仕草とかいった外見で他人を判断しているかっていうのもちょっと感じた。

さてさて。もっと詳しく知りたければこちらの公式サイトへ↓

チェルフィッチュ『三月の5日間』
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